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モチ米を炊く容器で、「こし器」といいます。おそらく、何十年と愛用されてきた代物と思います。 |
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餅米は前日に研いで、十分に水分を吸わせます。一回に炊く量はおよそ3升。いざ餅つきがはじまると、これくらいの量でないとうまくつくことができません。 |
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カマドにかけること約1時間30分、その間火の勢いを緩めることは出来ません。
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火の番を命ぜられた長女と二女。ほっかぶりをしている長女はゲームに夢中でした。 |
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炊き上がった餅米を、温度が冷めないうちにすばやくつぶします。実は、餅つきでもっともキツいのはこの作業です。すべての餅米をここでつぶさないと、出来上がりがとても悪くなります。
餅つき風景でよく見かける、杵を振り下ろすという作業は仕上げのようなもので、ここの「練る」作業で9割方餅に仕上げます。 |
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最後の仕上げです。正確に数を数えたことはないですが、おそらく40〜50回くらいつくと思います。
写真は私とカミさんです。 |
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計10回を交代でつきます。
写真は父と母です。 |
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秋田市から遊びに見えた父のご友人です。ただ見てるだけではツマらないと、餅つきに参加しました。 |
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板にのせられた3升のお餅。 |
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お飾り用の丸餅を作る作業です。 |
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昼食はもちろんつきたて餅のオンパレード。それぞれ思い思いの餅メニューに舌鼓を打ちます。
写真は三女が好きな雑煮。『どれくらい伸びるんだろう?』と試します。
二女が作った「チョコレート大福」と「りんご大福」は、まだまだ検討の余地がありそうです。 |
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今年の餅米の量は、2斗と6升。重さにして40kgくらいでした。これを臼10回に分けてつきます。朝一番の火入れは午前5時。最後の臼は午後4時30分でした。文字通り一日がかりの大仕事です。まして今年は大雪、午後には雨交じりの冷たい雪に雷も加わりました。
夜にはヘトヘトになる恒例行事ですが、つきたての味を覚えてしまうとやめる気にはなりません。親類縁者からの『今年も美味しかった』のたよりも、励みのひとつですね。
次回は、千葉家伝統の「漬物」をご紹介します。ぜひお楽しみに! |